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ETFでまとめて米国株投資
どうも、ぱぺまぺです。
ETFっていろいろ種類があり、どれを買えばいいのよ?ってぐらいあります。
ETFのおおざっぱな概要と代表的なETFをいくつかあげて、選択の参考にでもしてください。
ETFとは
Exchange Traded Funds。
意味は「上場投資信託」です。
ETFの中身は、個別株の詰め合わせみたいなイメージだと分かりやすいのでしょうか。
個別株が、弁当のおかず単品それぞれだとするなら、ETFは弁当それ自体、みたいな。
ETFには、それぞれいろんな特徴を持ったETFがあります。
- 株式型ETF、債券型ETF
- 生活必需品銘柄専門、エネルギー銘柄専門など、セクター系ETF
- S&P500やNYダウなど指数連動型ETF
- 先進国、新興国など特定の地域にだけ投資するETF
- 不動産ETF、コモディティETF
という感じで、いろいろあります。
とりあえずETFに投資したい!っていうなら、指数連動型のETFをひたすら購入するのが無難です。
市場全体、市場に投資するわけですから。
そこには、あなたが知っているあの株もこの下部も含まれているのです。
市場全体に投資することで、間接的にそれらの株にも投資していることになる、と。
それぞれ投資する目的やポートフォリオによって最適なETFがあると思います。
人によっては、ETFだけでポートフォリオを組んじゃったりする人もいます。
米国の主なETF
今回はあくまで米国への投資向け記事なので、米国関連の代表的なETFをいくつかあげてみます。
米国の指数連動型系ETF
S&P500インデックス・・・米国市場の大型株500銘柄に投資できる
- IVV・・・iシェアーズS&P500インデックスファンド
- SPY・・・SPDR S&P500ETF
- VOO・・・バンガードS&P500ETF
ダウ工業株価平均・・・NYダウ30種に投資できる
- DIA・・・SPDR ダウ工業株平均ETF
S&P500もNYダウも米国で有名な指数です。
これらのETFを買うだけで、超有名な大型株にまとめて投資できるわけです。
インデックスファンドと違うところは、なんといっても配当金がもらえることでしょう。
それと、外貨に替えて購入することになるので、円以外の外貨で資産を持つことができることですね。
ただ、いわゆる高配当、というわけではないんですよね。
配当利回りは1~2%と高くありません。
インカムというよりキャピタル、すなわち値上がり益で資産を形成していくのに向いています。
米国の債券系ETF
- AGG・・・iシェアーズ米国総合債権市場ETF
- BND・・・バンガード米国トータル債券市場ETF
米国の債券市場に投資できるETFです。
投資初心者であるぱぺまぺには、この二つの明確な違いが分かりません。
ポートフォリオのリスクを抑えるために、債券に投資するのもありです。
米国のセクター系ETF
- VOE・・・バンガード米国エネルギーセクターETF
- VFH・・・バンガード米国金融セクターETF
- VPU・・・バンガード米国公益事業セクターETF
- VCR・・・バンガード米国一般消費財セクターETF
- VDC・・・バンガード米国生活必需品セクターETF
- XLV・・・iシェアーズ米国ヘルスケアETF
- VGT・・・バンガード米国情報技術セクターETF
各セクターの代表的なETFです。
バンガード社やブラックロック社それぞれ出していますが、大きな違いはそれほどありません。
せいぜい銘柄数や構成銘柄が少し差異がある程度です。
S&P500のETFだと情報技術セクターが多めなので、それが嫌な人は、上記のセクターETFの中からいくつか選んで投資したりする方法もあります。
例えば、過去成績が良かったセクターのみでポートフォリオを組む、なんてこともできるわけです。
米国の「配当」特化ETF
- PFF・・・iシェアーズ米国優先株式ETF
- HDV・・・iシェアーズ米国高配当株ETF
- VYM・・・バンガード米国高配当株式ETF
- DVY・・・iシェアーズ好配当株式ETF
こちらは、指数連動のものと違って配当利回りは高いです。
すべて3%超えです。
高配当個別株投資が難しいと思うなら、高配当なETFだけそろえる戦略もとることができます。
初心者向け?のETF
SBI証券においては、米国ETFは135銘柄買うことができます。
コカ・コーラもほしい、エクソンモービルもほしい、フィリップモリスもほしい。
どれがいいかわかんないから、とりあえず大型株をいっぱい買っとけばよくね?
っていう人は、S&P500ETFを買うとよいです。
米国の大型株500銘柄にまとめて投資できるからです!
ぱぺまぺは、S&P500指数に連動するETFで購入しているのはVOOです。
なぜなら、この三つの中で一番一株あたりの単価が安いからです!!
安いから悪いのかというとそういうものではなく、この三つの中で一番新しく出たからです!
ETFは個別株と比べると一株あたりの単価が高かったりするので、毎月一度にまとめて買えないと手数料負けしてしまいます。
そういうときはNISA口座を使って購入するといいです。
SBI証券においては、NISA口座でETFを買うと買付手数料だけ無料になります。
ただ、ぱぺまぺは2019年現在、つみたてNISAでメインの投信の運用をしています。
つみたてNISAでは、ETFは対象ではありません。
なので、どうしてもETFを買いたいならば、特定口座での運用になります。
先ほど述べた、手数料負けしない程度にドルを貯めて、まとめて買うことになります。
投資資金が少ないぱぺまぺは、がんばってもVOOを毎月1株ずつしか買えません。
大きく儲けることはできませんが、コツコツとちょっとずつ資産形成するならETFを買うという戦略をとっています。
ここまで読んでくださりありがとうございました。