GPIFが年金運用で14兆円損失しても問題ない

gpif問題ない 投資のヒント

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GPIFが約14兆円の損失を出した話

どうも、ぱぺまぺです。

なにやらぱぺまぺたちの年金を運用しているGPIFが約14兆円の損失だしたとかなんとか話題になっているみたいです。

 

金額のスケールがでかすぎて、ちょっとイメージしにくいのが正直な感想です。

兆円ってなによ、兆円って。

 

それもGPIF自体の運用資産額が100兆円を優に超えているからなんです。

この損失の件についてあちこちでいろいろいわれているみたいですが。

 

今回は、この話題の主人公であるGPIFとはなにか、そして損失は実際のところどうなのか、という話です。

 

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)とは

おさらいですが、GPIFとは、

  • 政府・・・Govement
  • 年金・・・Pension
  • 投資・・・Investment
  • ファンド・・・Fund

の頭文字から取ったものです。

 

年金を運用する独立行政法人、それがGPIFです。

資産総額は150兆円ぐらいある、超、超、超巨大な世界最大クラスの投資ファンドですね。

 

GPIFポートフォリオ

 

GPIFホーとフォリオ

 

これが、GPIFの基本ポートフォリオです。

株式と債券の50:50の比率です。

よく見かけるバランスファンドみたいなもんですね。

バランスファンドについては、以下の記事をごらんください。

バランスファンドあれこれ

 

参考までに下の表がこのポートフォリオに採用されているベンチマーク、株価指数です。

 GPIF
国内株式TOPIX(配当込み)
国内債券NOMURA-BPI(除くABS)
NIOMURA-BPI国債
NOMURA-BPI/GRIF CustomizedおよびNOMURA物価連動国債インデックス
外国株式MSCI ASWI(除く日本、円ベース、配当込み)
外国債券シティ世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし-円ベース、WGBI)

 

下からがそれぞれのベンチマークの簡単紹介です。

GPIF・採用ベンチマーク1 TOPIX

GPIF・国内株式部分

  • TOPIX・・・日本株式市場全体を表す代表的な指数

 

国内債券に次いで、外国株式と同様に二番目に大きな構成比率の国内株式です。

日経平均ではなく、日本株式市場全体に分散投資できるTOPIXを採用していますね。

参考までに、TOPIX系の記事は以下をご覧ください。

TOPIXに投資するならeMAXIS Slim国内株式(TOPIX)!

 

GPIF・採用ベンチマーク2 シティ世界国債インデックス

GPIF・外国債券部分

  • シティ世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし-円ベース、WGBI・・・FTSE世界国債の旧名)

 

最も構成比率が小さいのが、外国債券です。

日本を除いての、世界の債券市場に分散投資する債券指数に投資しています。

 

FTSE世界国債は、日本の外国債券インデックスファンドによく採用される人気ベンチマークの一つです。

日本を除いてはいますが、このポートフォリオでは国内債券の比率が最も大きく、日本以外の債券クラスでは比率を小さくとっています。

 

日本債券と外国債券とでは値動きがだいぶ違います。

日本債券はどちらかといえば緩やかですが、外国債券は日本債券より値動きが激しいのが特徴です。

先進国債券特徴

アセットの特徴・先進国債券編

 

GPIF・ベンチマーク NOMURA-BPI他

GPIF・国内債券

  • NOMURA-BPI・・・日本債券市場全体のパフォーマンス指数
  • NOMURA物価連動国債インデックス・・・日本国が発行した物価連動国債のみを対象とする投資収益指数

 

GPIFの国内債券採用ベンチマークは、日本債券市場で運用される有名な指数の一つです。

年金資金を運用するわけですから、4つのアセットクラスのうち最も保守的に運用できる部分です。

債券については、以下の記事もどうぞ。

日本債券

アセットの特徴・日本債券編

 

GPIF・ベンチマーク MSCI ASWI

GPIF・外国株式部分

  • MSCI ASWI・・・先進国と新興国の株式市場を合わせた、全世界株式指数。

 

GPIFの外国株指数は、日本と新興国も含めた全世界株式指数です。

全世界に分散投資します。

どこに投資するのか悩む必要がないのが、全世界株式のメリットですが、同時にリターンが良くない地域にも投資してしまうというデメリットがあります。

 

以下の記事は、全世界株式系の投信です。

参考までにどうぞ。

eMAXIS Slim全世界株式で、日本を含んだ全世界にまとめて投資。

 

GPIFの投信版 iFree年金バランス

このGPIFの基本ポートフォリオを目指して運用する投信があります。

下の記事でも言及していますが、あくまでも基本ポートフォリオを目指す運用です。

同じではないです。

 

そもそも採用しているベンチマークも本家GPIFと若干の違いがあります。

詳細は以下の記事で。

年金1

GPIF版投信・iFree年金バランスで手堅く投資

 

GPIFの年金運用累計収益は、56兆円で黒字

GPIF・収益

 

上の図は、GPIFの公式からです。

話題になっている約14兆円の損失ですが、短期間の損失だけみても仕方ないです。

 

そもそも長期投資が基本なんですから。

 

長いスパンで見なければなりません。

上の図のように、全体で見れば約56兆円の収益です。

 

GPIF損益

 

こちらも公式からです。

運用資産額が半端じゃない件。

金額が大きすぎて、変動がもう通常の次元を超えている。

 

GPIFの現状ポートフォリオ・構成比率

そしてこちらが現時点のポートフォリオです。

 

GPIFポートフォリオ現在

 

最初の図の基本ポートフォリオよりも若干の変動がありますね。

そのあたりは、おいおいリバランスして調整するでしょう。

GPIF・ポートフォリオ内訳

 

GPIFの運用 長期投資×分散投資の王道投資戦略


上でも述べましたが、投資の王道は、

  • 長期投資
  • 分散投資

の2点です。基本的に、ですけど。

 

いくら損失だしたとか儲かったとか、短期的にみてもあまり意味がないです。

2001年からの運用パフォーマンスを見て判断してもらえれば、と。

 

けっしてGPIFを擁護しているわけではなく、話題になっているほど、心配しなくていいのではないか、ということをいいたいわけです。

 

特に、投資をギャンブル、博打だと思っている人は14兆円の損失!なんてデカデカと記事にされたら、そりゃー気にしていまいますよね。

 

この記事を読んでちょっとはその心配の種が減ってくれればと。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。




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