どうも、ぱぺまぺです。
ぱぺまぺは、米国に比重を置いた国際分散型のポートフォリオを組んでいます。
米国メインに投資できる商品というと、
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド
- iFree NYダウ・インデックス
- VOO
- ワンタップバイ米国保有銘柄
- iシェアーズS&P500米国株ETF(1655)
と、これらにぱぺまぺは投資しています。
基本的には、S&P500指数をメインに投資しています。
S&P500指数とは、米国市場全体における、代表的な大型株500社の株価指数です。
ちなみに、S&P500に投資できる代表的なETFを挙げると、VOOの他にIVV、SPYがあります。
これらの他に、日本東証上場版の海外ETFがあります。
それが、SPDR S&P500ETF (1557)や、iシェアーズS&P500米国株ETF (1655)です。
1655は、1557と比べて格安でS&P500に投資することができます。
ただ、1557に比べるとマイナーですが。
今回は、マイナーではあるものの国内モノでS&P500に投資できる1655の特徴はどうなのか、という話です。
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目次
結論:Black Rockの東証上場版S&P500「1655」
1655は、国内モノETFですが、米国の大型株式500銘柄に投資することができます。
同類の商品で1557がありますが、こちらは一株25000円以上しますが、1655は2000円前後で一株買うことができます。
1655がそのうち1557のように株価が値上がりしてくれるのを期待して今の価格のうちに先行投資しているわけです。
投資先がS&P500なので、投資対象としては安心です。
iシェアーズとは
iシェアーズは、資産運用会社Black Rock(ブラックロック)グループが提供する上場投資信託です。
ETF市場におけるシェアは、約36%を占めています。
まさに世界最大クラスのETFといえるでしょう。
- 株式
- 債券
- 不動産
- コモディティ
などを投資対象としていて、その銘柄数は857本にものぼるのが、iシェアーズの特徴です。
S&P500とは
- ニューヨーク証券取引所
- NYSE American
- NASDAQ
に上場している米国企業500銘柄の株価指数です。
米国市場の80%をカバーしています。
時価総額は、約25.5兆ドルです!
iシェアーズS&P500米国株ETF(1655)の特徴・株価
iシェアーズS&P500米国株ETF(1655)は、S&P500指数に連動したETFを円建てで買えちゃいます。
しかも2000円前後で一株買えます。(2018年12月時点、1997円前後)
VOOをはじめとするの海外ETFだと、ドル転する手間があります。
その際の手数料も考えねばなりませんが、1655はその手間がいりません。
2017年9月28日に設定されたばかりで、ようやく一年経ったというところでしょう。
できたばかりでチャートの歴史が浅いです。
2018年10月直近の下げも記載していますが、チャートを見る限りではささいなことですね~。
基本的には右肩上がりです。
iシェアーズS&P500米国株ETF(1655)の構成銘柄・業種
資産保有国構成は、米国が99%です。
こちらは2018年7月時点の業種別構成比率ですが、約五ヶ月で、
↓
業種別でみると、情報技術セクターが全体の約20%を占めています。
次いで、ヘルスケア、金融セクターが続きます。
三ヶ月前と比べると、
- 情報技術セクター 大幅減
- ヘルスケアセクター 増
- 金融セクター 微減
- 一般消費財セクター 減
- 通信セクター 大幅上昇
細かいところは省きますが、概ね上のような変化が見られます。
銘柄名 | iシェアーズS&P500米国株ETF 1655 |
---|---|
運用会社 | ブラックロック・ジャパン |
ベンチマーク | S&P500 |
信託報酬 | 0.15%以内 |
直近配当額 | 1株あたり19円 |
配当利回り | 年1.05% |
分配方針 | 年二回 |
ちなみに本社ブラックロックは、世界最大の資産運用会社です!
iシェアーズS&P500米国株ETF(1655)の経費率・類似商品との比較
1655と同じコンセプトの商品で経費率を比較すると、
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 0.1728%。
- iシェアーズS&P500米国株ETF(1655) 0.15%
- SPDR S&P500ETF (1557) 0.09%
- VOO 0.04%
- IVV 0.04%
- SPY 0.09%
本場ETFや1557と比べると高く、インデックスファンドと比べると安いといったところです。
よく聞くNYダウ平均よりは、数の上では分散されています。
500対30種ですから。
米国市場全体に投資するVTIには分散の上では劣ります。
1655や1557は、流動性が少ない
1655は少額でS&P500に投資できるのはメリットですが、
出来高が本場ETF群と比べると圧倒的に少なすぎます。
- 1655 出来高約1000株
- VOO 出来形約19万株
この出来高が少ない、というのは流動性が低いということです。
1557も1655も本場と比べると人気なさすぎです。
そしてたぶん、1557よりも出たばかりの1655はもっと地味~で人気がないでしょう。
格安で米国大型株500社に円建て投資するなら1655ETF!
1655は歴史が浅い新人さんです。
投資資金が少ないけどS&P500に投資したい人や、ドル転などの手間を省きたい人にはおすすめです。
ただ自動積立などを望むならば、インデックスファンドのほうがいいです。
ぱぺまぺの場合、投資信託、本場ETF、さらに東証上場版でもS&P500に投資しています。
なんでこんなに分散させているのかというと、メインで投資している投資信託が10~30年後、生き残っているかわからないからです。
ひょっとしたら強制償還になっているかもしれないですし。
本場米国ETFは、ドル転や手数料のことを考えるのがめんどくさいです。でも一応は持っておきたい。
上記の点に加えて、ついでに出たばかりで安い1655にも投資してみようかと思ったわけであります。
S&P500連動のインデックスファンドが登場してきているので、そちらを買ったほうが機械的に淡々と投資できるという点において、楽です。
しかし、投資信託ではなくETFのほうに投資したいという人も中にはいます。
ただ、海外ETFだと外貨に替えて投資しなければならないし、それを面倒だと思う人も中にはいます。
それでもETFがいいというなら、円建てのETFがおすすめです。
S&P500の円建てETFというと、1557がありますが1株あたりの単価が高いです。
対して1655は出たばかりの商品なので、安いです。
今の株価のうちに仕込んでおく作戦で、ぱぺまぺは投資しています。
少額ですが配当金ももらえるし、将来値上がりすることを見越して株価が安い今のうちに仕込んでおき、配当金もがっぽがっぽいただく作戦でいきます。
- 2000円前後でS&P500に投資できる(2018年12月現在)
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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