どうも、ぱぺまぺです。
ぱぺまぺは、米国だけでなくいろんな国々・地域にも投資する国際分散型のポートフォリオを組んでいます。
メインとする米国株投資は、インデックス投資だと大型株500銘柄に投資するS&P500指数や、厳選されたNYダウ30種、もしくは高配当銘柄に絞った高配当戦略を実行しています。
さらに、個別株投資だとワンタップバイ米国で行っています。
こちらで投資できるのは、いわゆる大型株です。
中小型株式のみの特化ファンドがあります。
EXE-iグローバル中小型株式ファンドは大型株ではなく、全世界の中型株と小型株に投資する低コストなインデックスファンドです。
これ一本で、全世界の中型株~小型株をカバーできます。
なお、つみたてNISAにも選ばれた投信ですが、金融庁指定の指数外のベンチマークのため、分類上はアクティブ投信になっています。
EXE-iグローバル中小型株式ファンドの特徴
ファンド名 | EXE-iグローバル中小型株式ファンド |
---|---|
運用会社 | SBIアセットマネジメント |
ベンチマーク | なし |
信託報酬 | 0.3304%程度 |
購入手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
純資産総額 | 5570百万円 |
償還日 | 無期限 |
ベンチマークはありません。
かわりに、グローバル スモール・キャップインデックス(円換算ベース)を参考指標にしています。
日本、先進国、新興国の中小型株式市場の株価指数です。
- 中型株式・・・時価総額10億ドル以上~100億ドル未満
- 小型株式・・・時価総額10億ドル未満
我々がよく聞くコカ・コーラやP&G、マクドナルド、アマゾン、フェイスブックなどなど、それらは大型株です。
このファンドは、それら大型株式は含まれていないのです。
組み入れETFの配分は、
投資ETF
- シュワブ US スモールキャップ 60%
- バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF 40%
シュワブ US スモールキャップのベンチマークは、米国中小型株式を対象とするものです。
バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETFのベンチマークは、日本を含む先進国中小型株式(米国除く)です。
二つのETFを組み合わせることで、コストを安くしている、みたいです。
おかげで、中小型株式のみに特化した、全世界株式のインデックスファンドに投資することができます。
これまでは、もっとコストが高いアクティブファンド類に投資しないと中型株や小型株などに投資できませんでしたからね。
組み入れ上位10カ国 | 比率(%) |
---|---|
米国 | 58.01 |
日本 | 6.32 |
カナダ | 5.04 |
英国 | 4.45 |
台湾 | 2.54 |
韓国 | 1.8 |
オーストラリア | 1.68 |
ドイツ | 1.63 |
スウェーデン | 1.5 |
スイス | 1.3 |
世界中の、なんていいつつ、その実態は比率半分以上が米国です。
一位と二位の差が圧倒的です。
組み入れ上位10業種 | 比率(%) |
---|---|
資本財・サービス | 16.31 |
情報技術 | 15.23 |
金融 | 14.54 |
一般消費財・サービス | 14.04 |
ヘルスケア | 10.32 |
素材 | 7.59 |
エネルギー | 4.17 |
生活必需品 | 4.13 |
公共事業 | 3.18 |
電気通信サービス | 0.83 |
バランスよく配分されています。
中小型株式にのみ特化したインデックスファンドですので、小型株効果が期待できます。
小型株効果は、市場経験則の1つです
大型株に比べると、
- 値動きが大きい
- 投資リターンが高くなる可能性あり
- 成長中の企業に投資できる
- 内需関連企業が多い
- 注目度が低く、割安。
アップルやアマゾンがいきなり大型株だったわけではなく、小型株→中型株→大型株と変遷した歴史があります。
つまり中小型株式に投資することは、将来の大型株になるかもしれない企業に期待をかけることになります。
ただ、どれがそうなるかは分からないので、今回紹介するファンドのような、まとめて投資できるインデックスファンドがおすすめなのです。
この小型株効果は、実際に理論的に実証されたものではなく、市場の経験則の一つです。
だから必ずしもこうなる、という代物ではないのです。
そういう傾向にある、程度に抑えておきましょう。
中小型株式「のみ」に投資するなら
米国への比率が半分以上とはいえ、中型株式、小型株式をあわせたインデックスファンドは珍しいです。
しかも全世界株式系で。
こういう系統のファンドは、アクティブファンドぐらいです。
多くのインデックスファンドは、中小型株式を含んだものか、もしくは除いているものが多いのです。
このあたりが、全世界株式とは微妙に違う点といえるでしょう。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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