最近の米国株式配当貴族投資信託(2021年1月)

配当 投資信託

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どうも、ぱぺまぺです。

米国株式投資において有名な指数、S&P500があります。

優良企業500社の中でも25年以上連続増配している銘柄(配当貴族)にのみ対象を絞って投資できるインデックスファンドもあります。

野村インデックスファンド・米国株式配当貴族という投信です。

S&P500やNYダウの影に隠れている印象です。

なお、この投信に関しては過去にも記事にしています。

配当

S&P500指数配当貴族銘柄に投資できるインデックスファンド

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野村インデックスファンド・米国株式配当貴族の概要

ファンド名野村インデックスファンド・米国株式配当貴族
運用会社野村アセットマネジメント
ベンチマークS&P500配当貴族指数
信託報酬0.54%以内
純資産総額95億円(2021年1月次点)
組入銘柄数66
購入手数料なし
信託財産留保額0.1%
償還日なし

配当貴族銘柄にだけ投資するインデックスファンドです。

SBI・バンガードやSlime米国株式の投信がコストが0.1%を切る中、こちらの投信は0.5%を超えます。

一昔前の古い投資信託ですね。

今となってはコストが0.2%でも高いぐらいなので、その倍以上ですからますますコストの高さが際立ちます。

過去記事掲載時の運用成績が⇩で(2018年11月時点)、

配当貴族チャート

2021年1月時点の運用成績がこちらです。

コストが高い投信にも関わらず、純資産総額は着実に増えています。

2020年3月あたりにあったコロナショックのときに一気に半値ぐらいに下がっていたようです。

しかし、すでに元の水準にまですっかり回復していますね。

一時的な暴落で値が下がっても、時期を待てばいずれ回復するといういい例です。

米国株式配当貴族の組み入れセクター

過去記事掲載時のものが⇩

出典:S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス(2018年11月時点)

2021年1月時点のものが⇩です。

出典:S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス(2021年1月時点)

そう大きく変わりません。

ヘルスケアセクターの比率が若干少なくなったぐらいです。

米国株式配当貴族の組み入れ上位銘柄

配当利回りは2.7%です。

構成銘柄数はS&P500よりはるかに少なく、NYダウより少し多いぐらいです。

S&P500指数と配当貴族との比較

過去記事掲載時のものが⇩

S&P500と配当貴族1

2021年1月時点のものが⇩です。

過去記事掲載時ではS&P500を上回っていましたが、2021年次点では逆転しています。

配当貴族のような優良企業だけを集めただけではダメなようです。

配当貴族の条件

  • 25年以上連続増配銘柄
  • S&P500構成銘柄
  • 時価総額30億ドル以上
  • 平均40~50銘柄で構成される

配当貴族に選ばれる条件は上記です。

25年以上連続増配という時点で、日本株式にはムリゲー。

米国の企業だからこそできることでしょう。

今から配当貴族に投資するならより安い投信のほうがいいかも

コスト面やリターンの面に関して、S&P500のものに大きく劣っていますから、今さらこの投資信託を投資する理由はあまりないです。

配当貴族銘柄が好きでしょうがない!というならおすすめです。

ただし、「25年以上連続増配銘柄」というだけで「高配当銘柄」というわけではありません。

高配当銘柄が欲しいなら、VYMETFや楽天・米国高配当株式インデックスファンドに投資すべきです。

運用成績はともかくとして、コスト面をもう少し抑えてほしいところですね。

米国株投資に興味があるなら、『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』がおすすめです。

ざっくり簡単にいうと、

  • 米国個別株投資入門
  • 米国個別株のポートフォリオの作り方

といった感じの入門編です。

バフェット太郎さんの皮肉たっぷり、ユーモアたっぷりな切り口の口調が笑えます。

最近読んでる本です。

余計なことしないで、インデックスに投資してひたすら持ち続けることが最適ということ。

インデックス投資は勝者のゲーム
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ここまで読んでくださりありがとうございました。

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