S&P500指数配当貴族銘柄に投資できるインデックスファンド

配当 投資信託

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どうも、ぱぺまぺです。

米国株式投資において有名な指数、S&P500があります。

そこには優良企業500社が集まっているわけですが、その中でも25年以上連続増配している銘柄(配当貴族)にのみ対象を絞って投資できるインデックスファンドがあります。

それが、野村インデックスファンド・米国株式配当貴族という投信です。

2021年1月に更新した記事

配当

最近の米国株式配当貴族投資信託(2021年1月)

野村インデックスファンド・米国株式配当貴族の特徴

ファンド名野村インデックスファンド・米国株式配当貴族
運用会社野村アセットマネジメント
ベンチマークS&P500配当貴族指数
信託報酬0.54%以内
純資産総額65.5億円(2018年11月次点)
組入銘柄数54
購入手数料なし
信託財産留保額0.1%
償還日なし
配当貴族チャート

配当貴族銘柄にだけ投資するというインデックスファンドです。

最近の低コストファンドと比べるとコストはかなり割高です。

ファンド自体の設定が2017年でつい最近登場したファンドです。

分配金は払い出されず、ファンド内で再投資されます。

純資産総額は、順調に積み増ししています。

純資産総額が多ければファンドの運用も安定してきますし、強制償還リスクも減ります。

野村インデックスファンド・米国株式配当貴族のリスク指標

リスク

※出典:松井証券投信工房

それぞれの指標をカンタンに説明すると、

  • トータルリターン:一定期間内で得られるファンドの収益。
  • シャープレシオ:投資のリスクに見合ったリターンが得られているかの指標。数字が大きいほど、安定的な収益をあげています。
  • トラッキングエラー:投資信託とベンチマークのリターンとの乖離の大きさ。数字が低いほど、ベンチマークと連動しています。
  • アルファ:投資信託の収益率が、市場平均の収益率と比べてどれだけ収益率を上回っているかの数値。アルファが高いほど、市場平均よりもリターンが大きい。
  • ベータ:投資信託の値動きが、証券市場全体の動きに対して、どの程度連動しているかを示しています。
  • インフォメーションレシオ:ベンチマーク以上のリターンを得るために、どのくらいリスクをとったか。インフォメーションレシオが大きいほど、運用効率が高い。
  • リスク:一定期間ごとのリターンが、その指定した平均値からどれだけ乖離しているか。数字が大きいほど、収益の不確実性が高い。

組み入れセクター

組み入れセクター

出典:S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス

組み入れ上位10銘柄

銘柄業種構成比率(%)
マコーミック食品2.3
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス食品・生活必需品小売り2.3
クロックス家庭用品2.2
ウォルマート食品・生活必需品小売り2.2
ホーメルフーズ食品2.2
マクドナルドホテル・レストラン・レジャー2.1
プロクター・アンド・ギャンブル家庭用品2.1
シンシナティ保険2.1
ジョンソン・エンド・ジョンソン医薬品2.0
ターゲット複合小売り2.0

ごらんのように、生活必需品や小売り関係の銘柄が上位を占めています。

分散という観点からみれば、たった50銘柄ちょっとなので分散性には劣ります。

配当利回りは、2.5%です。

S&P500配当貴族指数とS&P500指数の比較

S&P500と配当貴族1
S&P500と配当貴族2

出典:S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス

ほんのわずかですが、S&P500指数よりもリターンが上回っています。

S&P500のほうが含まれている銘柄数が多いし、リターンのよろしくない銘柄もその分多く含んでいるからでしょうかね。

これだけみると、S&P500指数じゃなくて、配当貴族指数に投資したほうがいいような気がしてきます。

配当貴族の条件

配当
  • 25年以上連続増配銘柄
  • S&P500構成銘柄
  • 時価総額30億ドル以上
  • 平均40~50銘柄で構成される

日本の配当貴族に当てはまる株は、ほぼないです。残念ながら。

その当てはまる唯一の銘柄が、なんとあの花王です。

花王だけが、唯一の日本で配当貴族に当てはまる。

そして逆に、米国の配当貴族に当てはまる株は100社以上あります。

これが現実。

日本配当貴族投信に関する記事は⬇をごらんください

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さて、100社以上ある配当貴族の銘柄に投資しようと思うと、かなりの資金が必要になります。

そこでぱぺまぺのように投資資金が少ない投資家は、インデックス投信に投資して間接的に配当貴族の銘柄に投資するしか方法はありません。

野村インデックスファンド・米国株式配当貴族に投資するだけで、25年以上連続増配している配当貴族約50銘柄に分散投資できるのは素晴らしい。

ただし、高コストなのがデメリットですね。

このファンドは、あくまでも25年以上連続増配銘柄を集めたもの

必ずしも高配当銘柄が集まっているとは限りません。

なので、楽天・米国高配当株式インデックスファンドとは棲み分けはできているのかな、と。

こちらは高配当銘柄を集めたものなので、25年連続増配していない銘柄も多数含まれています。

配当

バンガードETFの楽天投信版VYMで米国高配当株に投資する!

って感じに選択したらどうでしょうか??

コストが気になるなら、上位銘柄からいくつか選定して個別株投資する方法もあるでしょうね。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

 
 

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