先進国株式の特徴

先進国株式 特徴 投資入門

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どうも、ぱぺまぺです。

投資信託でもETFでもいいんですが、投資先はいくつか種類があります。

  • 株式:先進国株式、米国株式、日本株式、新興国株式…
  • 債券:先進国債券、日本債券、新興国債券…
  • リート:海外リート、国内リート

投資のアセットクラスの種類をあげるとざっとこんな感じ。ちなみにアセットクラスとは、投資対象の資産の種類、分類のことです(国内株式、先進国株式、リート、みたいな分類のこと)。

今回はその中でも先進国株式クラスの特徴についてのお話です。米国は先進国の中に含まれますが、米国株式は別扱いにします。

アセットクラス・先進国株式の特徴

先進国株式なので、日本以外の先進国も対象になります。

  • 米国
  • 欧州

こういった地域が対象になります。

先進国株式のベンチマークにMSCIコクサイインデックスがあります。

日本を除く先進国が対象になります。

eMAXIS Slim先進国株式インデックスやニッセイ外国株式インデックスファンドなど先進国株式系で有名な投資信託で採用されているものです。

ベンチマークとは、投資信託が運用する際の目標とする基準のことです。

こちらの指標の組み入れ上位10か国は以下です。

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス月間レポートより

ごらんのように、先進国株式に幅広く投資とはいいがたいものです。

米国が7割を占めています。

それだけ米国が世界的に経済的に重要な位置づけであることの証ということです。日本を除いて、そして米国以外に投資というとほとんど欧州が当てはまります。

低コストで欧州にだけ投資できるインデックス・ファンドはほとんどありません。一応欧州の配当貴族銘柄に投資できるインデックス・ファンドもありますが、コストは少々高いです。

例えば、SMT 欧州株式配当貴族インデックス・オープンという投資信託は、手数料が少なくとも0.605%かかります。

いまどき0.1%程度の低コスト投資信託があるのに、少々高すぎです….。

先進国株式の主な指標・ベンチマーク

  • FTSEディベロップド・オールキャップ・インデックス
  • FTSEkaigai
  • MSCIコクサイインデックス

後者のほうのベンチマークは、先進国株式インデックスファンドでよく使われる指標です。

日本を除く、主要先進国株式に連動するように設計されています。

組み入れ上位10か国は、⬆の図で示しました。

MSCIコクサイインデックスは、先進国22カ国、銘柄数でいえば1300種以上です。

均等投資ではないのが残念ですが。

FTSEディベロップド・オールキャップ・インデックスは、先進国の大型株~小型株まで網羅した、約5700種の銘柄で構成されています。

こちらは日本を含んでいますが、日本を除くものもあります。

それが、FTSE kaigaiです。

日本を除く先進国の大型株と中型株、約1600種の銘柄で構成されています。

先進国株式系の組み入れ銘柄

代表例としてMSCIコクサイインデックスの上位銘柄を挙げます。

上位陣はいつものメンバーです(アップル、アマゾン、グーグル、マイクロソフトなど)

投資をしたことない人でも、このあたりは名前ぐらい聞いたことあるはずです。

先進国株式まとめ

先進国株式は、分散投資の基本となる投資先です。

米国を含んだ先進国に投資するので、

  • 米国一国だけじゃ不安
  • 米国以外の地域にも投資したい。

という人には需要があるかな、と。

ただし比率をみればほぼほぼ米国なので、例えば米国以外の地域(欧州)にもっと投資したいというのであれば、手数料が高くなってもほかの商品に投資したほうがいいでしょう。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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