新興国債券はハイリスク・ハイリターン
どうも、ぱぺまぺです。
ぱぺまぺのポートフォリオの中で、債券部分が少々含まれています。
国内債券のみです。
国内債券は、値動きが安定的で株式と逆相関の動きをするといわれています。
ぱぺまぺ自身、心配性だから株式も分散しているし、ちょびっとだけ債券に投資しようかな~ってことで投資しているわけです。
いわゆる国際分散投資ってやつです。
国際分散投資は、複数のアセットを組み合わせて分散投資するものです。
アセットとは、資産クラスのことを指します。
- 国内株式
- 先進国株式
- 新興国株式
- 国内債券
- 先進国債券
- 新興国債券
- 国内REIT
- 海外REIT
アセットクラスの種類はおおよそこんなかんじです。
投資初心者は、このアセットが分からなかったりします。
ぱぺまぺもそうでしたから。
このアセットを、どうゆう配分で投資するのか決めるのがアセットアロケーションというのです。
アセットアロケーションを決めるのは大事な作業です。
でも、アセットアロケーションが大事とはいうけど、その前の話。
アセットアロケーションを決める前にそれぞれのアセットの特徴を確認してみることも大事なことです。
今回は、ハイリスクハイリターンといわれている新興国債券の特徴についてのお話です。
新興国とは
そもそも新興国(エマージングカントリー)とはなにか、ってことです。
よくいわれる新興国の特徴は、以下のようなものがあります。
- 経済発展途上国(経済水準が先進国と比べて低い)
- 将来の成長に伸びしろ有り?(高い成長性を秘めている)
- 政情不安定な国もあるので、リスク高め
かつては日本も、今では世界の超大国アメリカも、いわゆる「新興国」でした。
現在新興国といえば、中国やインド、台湾、韓国なんか名前が挙がります。
株式が先進国株式、新興国株式などとわかれているように、債券もおおざっぱに、
- 国内債券
- 先進国債券
- 新興国債券
とに分かれいます。
債券アセットクラスとして投資するとして、先進国債券や新興国債券にも投資を行うべきと考えてしまいます。
しかし、国内債券とはちょっと性質が違うものです。
一概に先進国債券や新興国債券に何も考えずに投資するのはどうかな、と。
新興国債券の特徴
新興国債券とは別名でエマージング債券といいます。
その名前の通り新興国が発行する、
- 国債
- 政府機関債
- 社債
などがそうです。
新興国に関する記事は、以下の記事でも紹介していますので、よければどうぞごらんになってください。
さて、分散投資の観点からいえば、新興国債券クラスへの投資も選択対象となります。
分散投資は、異なるアセットクラスを、異なる比率で投資・保有して、異なる値動きのトータルリターンでプラスになれば良しです。
株式市場が上がっているとき、債券市場が下がっているかもしれないし、その逆もありえます。
また、株式の中でも債券の中でも細分化されていますので、そこからさらに値動きの異なるものがあるわけです。
新興国債券に投資するメリット
- 金利・利回りが高い
- 経済成長可能性が見込める
金利、利回りの高さから、先進国債券よりも高リターンが得られる、かもしれません。
逆に日本国債の利回りは、やばいぐらい低いです。
日本国債に比べれば、高利回りの新興国債券投資は投資に値するかもしれません。
※アセットマネジメントOneより
新興国債券のリターンとリスク
新興国債券には以下のようなデメリットがあります。
- 新興国が政情不安定な国が多い
- 為替変動が激しい
債券は、株式よりも価格変動が少ないから保守的な運用先として利用されています。
しかし、新興国債券の場合、そうならない可能性が高いです。
新興国は全ての国が政治的経済的に安定しているとは言いがたいのです。
クーデターが起きて政権がひっくり返ったり、暴動が起きたりして混乱とかそういうことがおきます。
※アセットマネジメントOneより
新興国債券の指標・ベンチマーク
- JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス・エマージングマーケッツ・グローバル・ディバーシファイド(略称:JPモルガンGBI-EMグローバルディバーシファイド)
- JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(略称:JPモルガン・EMBI+)
JPモルガンGBI-EMグローバルディバーシファイドは、JPモルガン社が提供するエマージング(新興国)債券インデックスです。
新興国14カ国現地通貨建て国債が対象です。
ブラジル、ポーランド、メキシコ、南アフリカ、エジプト、トルコ、マレーシア、ハンガリー、タイ、インドネシア、コロンビア、ペルー、ロシア、チリが対象。
JPモルガン・EMBI+は、JPモルガン社が提供する米国ドル建て新興国債券インデックスです。
新興国16カ国の国債で構成されています。
トルコ、メキシコ、ロシア、インドネシア、アルゼンチン、ブラジル、フィリピン、コロンビア、ベネヅエラ、ハンガリーその他)
まとめ
新興国債券は、ハイリスク・ハイリターンです。
国内債券と同じ感覚で投資しないように考えて投資しましょう。
ぱぺまぺ的には、あえて新興国債券に投資しなくても、その分米国株式やS&P500インデックス投信に資金を回したほうが、効率的と考えます。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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