どうも、ぱぺまぺです。
前に、米国の配当貴族にまとめて投資できる投信を紹介しました。
今回は、それの欧州版です。
そもそも、欧州をメインにすえた、低コストなインデックスファンドがありません。
最近の低コストなインデックスファンドは、だいたい0.1~0.2%で争っている感じです。
コストが高いので、かえって欧州に投資できるETFに投資したほうがいいかもしれまんが。
ちなみに欧州に投資できるETFは、
- バンガード・FTSE・ヨーロッパETF(VGK)・・・コスト0.12%
- UBS ETFユーロ圏大型株50(1385)・・・コスト0.15%
など。
あくまで投信にこだわって欧州に投資するとなると、だいたい先進国にまとめて投資するものなど、間接的に欧州に投資しているような商品を買うしかありません。
オマケ的な感じでになります。
欧州の配当貴族投信の特徴は?というのが今回のお話になります。
目次
結論:SMT欧州株配当貴族インデックス・オープンは、わりとディフェンシブな中身です。
欧州の配当貴族の中身は後述しますが、生活必需品セクターやヘルスケアセクターなど、わりと生活に密着した業種が構成比率のトップにきています。
お国柄なのかもしれません。
米国のように情報技術セクターや金融セクターが上位に来ていない、というのが特徴的です。
米国の企業ほどではありませんが、こちらも有名な企業で構成されています。
SMT欧州株配当貴族インデックス・オープンの特徴
ファンド名 | SMT欧州株配当貴族インデックス・オープン |
---|---|
運用会社 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント |
ベンチマーク | S&P欧州350配当貴族指数 |
信託報酬 | 0.594% |
純資産総額 | 2.53億円 |
購入手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
配当利回り | 3.07% |
組入銘柄数 | 39 |
償還日 | 無期限 |
高コストですが、これで欧州に投資できるインデックスファンドとしては最安クラスです。
ベンチマークの構成銘柄でちょうどいいのがありましたのでのせておきます。
最近出たばかりのファンドなので。チャートの歴史は浅いです。
全体的に見ると、あまりよくはありませんね・・・。
国・地域 | 比率(%) | |
---|---|---|
1 | 英国 | 42.51 |
2 | フランス | 12.23 |
3 | スイス | 10.26 |
4 | デンマーク | 7.67 |
5 | アイルランド | 5.34 |
6 | オランダ | 5.14 |
7 | スペイン | 5.09 |
8 | ドイツ | 4.67 |
9 | スウェーデン | 2.61 |
10 | ベルギー | 2.51 |
イギリスが最も多いですね。
二位との差が圧倒的です。
まるで米国と日本みたいです。
ドイツが少ないのがなんとなくぱぺまぺは意外でした。
SMT欧州株配当貴族インデックス・オープン組み入れ業種
業種でみると、食品や飲料など生活必需品に関わるセクターがトップでした。
次いでヘルスケアセクター関係ですね。
情報技術セクターや金融セクターが上位を占める米国とはちょっと違いますね。
SMT欧州株配当貴族インデックス・オープンの組み入れ上位銘柄
構成銘柄です。
ぱぺまぺ自身あんまり詳しくないんで、銘柄みてもさっぱりです。
いくつか紹介すると、
- マイクロフォーカス・・・COBOL言語開発ツールを中心としたソフトウェア会社
- コンパス・グループ・・・世界50カ国以上で事業展開するフードサービス、多国籍企業グループ
- ノボノルディスク・・・グローバル製薬企業
- アソシエイテッド・ブリティッシュ・フーズ・・・食品加工、販売、衣料品販売を世界48カ国で行う多国籍企業グループ
ぱぺまぺが知らないだけで、こちらもけっこうグローバルな事業展開している企業が多いですね!
SMT欧州株配当貴族インデックス・オープンまとめ
欧州に投資するならあえてこのファンドを選択しなくてもいいかな~って感じです。
まあ、そもそも欧州系に投資できる「低コスト」な投信がないんですがね・・・。
ベンチマークコクサイ系の投信にもこれらの含んでいるので、そちらで間接的に投資できるなら。
もしも欧州に投資したいなら、ETFがよろしいのではないでしょうか。
ぱぺまぺは、このファンドは楽天証券×100円投資でポートフォリオに組み入れている程度です。
米国や日本以外にも投資先を広げたいなら、一つの選択肢として頭にいれておくといいかも。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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