GPIF版投信・iFree年金バランスで手堅く投資

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年金積立の公的機関GPIFの投信版

どうも、ぱぺまぺです。

大和証券投資信託には、iFree年金バランスというGPIFの投信版ともいうべき商品があります。

 

流行の米国株投信向けの商品「iFreeレバレッジS&P500」や、グロース株、ハイテクセクターがひしめく「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」と面白いコンセプトの商品を同時期に誕生した年金バランスファンドです。

iFreeNEXT NASDAQ100は、米国ETF「インベスコQQQ」版投信。

2019年1月5日
レバレッジ投信

レバレッジ型投信、iFreeレバレッジS&P500。

2019年3月5日

 

今回紹介するiFree年金バランスは、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が運用する基本ポートフォリオに近づけることを目標として設計された商品です。

 

GPIFは、年金積立金の管理と運用する国の公的機関です。

(どうでもいいですけど、GPIFの名称長過ぎ)

 

GPIFのまねっこポートフォリオといいつつ、その実態は株式と債券のバランスファンドになります。

 

バランスファンドとは、株式や債券など大雑把な資産クラスの分け方から、国内株式〇%、先進国株式〇%、国内債券〇%、先進国債券〇%、など複数の資産クラスを組み合わせた商品です。

 

GPIFは手堅く(手堅すぎて)保守的な運用を行う機関なので、iFree年金バランスもそういう投信になります、たぶん。

 

多分というのは、GPIFとiFree年金バランスは似て異なる部分があるからです。

GPIFと同じ運用を期待してiFree年金バランスに投資しても、想定通りいかない理由があります。

 

 

iFree年金バランスとGPIFの比較

基本ポートフォリオ

 

GPIFの構成はこのようになっています。

 

債券と株式が比率が50:50、ただし国内債券の比率がもっとも高い運用になっています。

 

iFree年金バランスはこのGPIFの基本ポートフォリオを目指して運用します。

 

 iFree年金バランスGPIF
国内株式TOPIXTOPIX(配当込み)
国内債券ベンチマークなしNOMURA-BPI(除くABS)
NIOMURA-BPI国債
NOMURA-BPI/GRIF CustomizedおよびNOMURA物価連動国債インデックス
外国株式MSCIコクサイMSCI ASWI(除く日本、円ベース、配当込み)
外国債券FTSE世界国債シティ世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし-円ベース、WGBI)

 

GPIFの運用を目指すといって構成比率は同じかもしれませんが、ベンチマークが少し違います。

 

特に比率が最も大きい国内債券のベンチマークと、外国株式指数がGPIFと比べて違います。

 

年金バランスの国内債券部分は、アクティブファンドによる運用です。

 

さらに外国株式指数は、先進国指数と全世界株式指数で異なります。

年金バランスとGPIF共通部分 ー 国内株式・外国債券 ー

年金バランスとGPIF共通部分1

〇 国内株式

  • TOPIX・・・日本株式市場全体を表す代表的な指数

国内債券に次いで、外国株式と同様に二番目に大きな構成比率の国内株式です。

日経平均ではなく、日本株式市場全体に分散投資できるTOPIXを採用していますね。

 

年金バランスとGPIF共通部分2

〇 外国債券

  • FTSE世界国債・・・日本を除く世界主要国の国債の外国債券指数
  • シティ世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし-円ベース、WGBI・・・FTSE世界国債の旧名)

 

最も構成比率が小さい外国債券です。

日本を除いての、世界の債券市場に分散投資する債券指数に投資していますね。

 

また、FTSE世界国債は日本の外国債券インデックスファンドによく採用される人気ベンチマークの一つとしても有名です。

 

日本を除いてはいますが、この投信のメインである国内債券の比率が最も大きいので、日本以外の債券クラスでは比率を小さくとっています。

 

ただ、日本債券と外国債券とでは値動きがだいぶ違います。

 

日本債券はどちらかといえば緩やかですが、外国債券は債券とはいいつつ値動きが激しいです。

なので、外国債券に投資して多少のリスクを取っているのかな、と考えられます。

年金バランスとGPIFの異なる部分 ー 国内債券・外国株式 ー

年金バランスとGPIFの異なる部分1

〇 国内債券(GPIF)

  • NOMURA-BPI・・・日本債券市場全体のパフォーマンス指数
  • NOMURA物価連動国債インデックス・・・日本国が発行した物価連動国債のみを対象とする投資収益指数

〇 国内債券(年金バランス)

  • 採用ベンチマークなし。アクティブファンドによる運用。

 

GPIFの国内債券採用ベンチマークは、日本債券市場で運用される有名な指数の一つです。

 

iFree年金バランスの国内債券には、ベンチマークはありません。

ネオジャパン債券マザーファンドに投資するもので、アクティブファンドによる運用となります。

 

年金バランスとGPIFの異なる部分2

〇 外国株式 (GPIF)

  • MSCI ASWI・・・先進国と新興国の株式市場を合わせた、全世界株式指数

〇 外国株式(年金バランス)

  • MSCIコクサイ・・・日本を除く海外先進国の株式指数

 

iFree年金バランスの外国株指数は、日本と新興国を含みません。上記のとおり先進国だけです。

 

対してGPIFの外国株指数は、日本と新興国も含めた全世界株式指数です。

 

なので、GPIFのように世界株式に分散投資をするのかと思いきや、年金バランスは先進国のみです。

 

最も国内株式はTOPIXにて運用しています。

 

ということは、

年金バランスファンドには新興国株式は含まれないということになりますね。

 

つまるところ、iFree年金バランスファンドは、GPIFに連動するように運用するわけではないということです。

 

信託報酬は、0.159%です。

 

バランスファンドとしては、コストは安いです。

 

指数が違うので実際のGPIFとは中身が違うものになります。

これが「GPIFの基本ポートフォリオの運用を目指す」という目的にどのくらい叶えられるかは未知数です。

バランスファンドとしては、コスト最安クラス

株式と債券など複数アセットを組み合わせた、よくあるバランスファンドです。

 

バランスファンドだと、コストで比較するなら、

[

box class=”blue_box” title=”バランスファンド比較”]

  • eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)・・・0.159%
  • ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)・・・0.219%
  • iFree年金バランス・・・0.159%
[/box]

 

と最安クラスです。

 

ちなみに、「年金」と名称のつく他のバランスファンドと比較すると、iFree年金バランスは「年金」系のバランスファンド最安です。

まとめ

年金

 

GPIFと同じような運用になるのなら、保守的な運用が期待できるかもしれませんが、指数が違うのでなんともいえません。

 

今後の運用次第です。

 

ぱぺまぺは、この投信に投資するとしても、株式しかも米国等に比重を置いたポートフォリオを組んでいるのでメインの投資にはしません。

 

GPIFの基本ポートフォリオを目指す、保守的な運用が期待できるかもしれないバランスファンドですが、今のところ未知数です。

 

バランスファンドは、複数のアセットクラスを一本で投資でき、かつ、リバランスは自動的にファンドのほうでやってくれるのは利点です。

 

バランスファンドとしてコストも安いのでおすすめではあります。

 

バランスファンドの各アセットクラス比率はファンドのほうでやるので、例えば、

  • 国内債券部分をもっと減らしたい
  • 外国株式部分をもっと増やしたい

などと言った細かい設定は自分でできないのが難点です。

 

iFree年金バランスまとめ

  • GPIFの基本ポートフォリオを目指す保守的運用?
  • コストはSlimバランスと同等で最安クラス
  • 株式クラスは、全体としてみれば新興国を含まない。
  • 比率の最も大きい債券部分がアクティブファンド採用なので、GPIFと違う点に留意する
  • 年金バランスは、GPIFと似て非なるもの

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。




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