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安定的な公益セクター
どうも、ぱぺまぺです。
ぱぺまぺは、ワンタップバイ米国で個別株投資をしています。
一応、セクター(業種)別にわけて投資しています。
- ヘルスケア・・・ファイザー(PFE)
- 生活必需品・・・コカ・コーラ(KO)、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)、モンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)
- 一般消費財・・・マクドナルド(MCD)
- エネルギー・・・エクソンモービル(XOM)
- 情報技術・・・IBM(IBM)、アップル(AAPL)、アルファベット(GOOG)
ワンタップバイ米国では、素材、公益、電気通信、タバコセクターがありません。
上記セクターのうちタバコセクターは、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)をSBI証券で保有していますが、それ以外のセクターは保有していません。
今回は、公益セクターについておおざっぱに紹介します。
米国株公益セクターの特徴
公益セクターは、わかりやすくいうとインフラ系のセクターです。
インフラというと、電気、水道、ガス。
公益セクターは生活必需品セクターと同じように、不況に強いとされています。
しかし、パフォーマンスのほうはどうかというと、生活必需品セクターよりも劣ります。
生活必需品どころか、市場平均にもおとり、なんならセクターごとのパフォーマンスでは下から二番目に悪いという感じです。
セクター | パフォーマンス(%) |
---|---|
ヘルスケア | 14.2 |
生活必需品 | 13.3 |
情報技術 | 11.4 |
エネルギー | 11.3 |
一般消費財 | 11.1 |
市場平均 | 10.9 |
金融 | 10.6 |
電気通信 | 9.6 |
公益 | 9.5 |
素材 | 8.2 |
上記はジェレミー・シーゲル著の「株式投資の未来」による1957年から2003年のセクター別のパフォーマンスです。
なんとなくこれをみちゃうと、ワンタップバイ米国で取り扱っているセクターが選ばれている理由がわかるような気がしますね。
公益セクターは、高配当銘柄が多いです。
- ドミニオン・エナジー・・・直近配当利回り4.32%
- デューク・エナジー・・・直近配当利回り4.33%
- ザ・サザン・・・直近配当利回り5.31%
トータル・リターンでは市場平均には劣るかもしれませんが、高配当戦略として公益セクターに投資するのもありです。
国のインフラ系銘柄なので、よほどのことがないかぎりは潰れない(たぶん)、安定的に配当金を狙うなら公益セクターです。
公益セクター:ガス・パイプライン
- アトモス・エナジー(ATO)
- クリーンエナジーフューエルズ(CLNE)
- チャート・インダストリーズ(GTLS)
- センプラ・エナジー(SRE)
こちらはガス事業・天然ガス・パイプラインなどのガス供給会社です。
米国内の大手顧客向けにガス販売や調達などを行っています。
公益セクター:電力
- ドミニオン・エナジー(D)
- デューク・エナジー(DUK)
- ネクステラ・エナジー(NEE)
- ナショナル・グリッド(NGG)
- ザ・サザン(SO)
電気事業会社です。
なお、ナショナル・グリッドは、ADR銘柄で英国株式になります。
公益セクター:水道
- アメリカン・ウォーター・ワークス(AWK)
- アメリカン・ステイツ・ウォーター(AWR)
- コンソリデーテッド・ウォーター(CWCO)
水道事業会社です。
ちなみに、AWRは63年連続増配記録というとんでもない記録をもっています。
公益セクターに投資するETF
- iシェアーズグローバル公益事業ETF(JXI)
- バンガード米国公益事業セクターETF(VPU)
- 公益事業セレクト・セクターSPDRファンド(XLU)
上記のETFは、公益セクターに特化したETFです。
VPUを参考に構成業種をみると、下の図のような感じです。
電力事業が半分以上を占めています。
配当利回りが高い銘柄もそういえば、電力事業ですね。
米国株公益セクターは債券的である
こちらはVPUのチャートですが、2009年のリーマンショックの落ち込みからわずか二年足らずで回復しています。
株式だけど、債券以上株式未満的な感じで公益セクターに投資する戦略をとるというのはどうでしょう。
株式だけど債券的な位置づけとしてポートフォリオのリスクを軽減してくれるでしょう。
リスク抑えめに投資する名目で、ポートフォリオにちょっと加える、みたいな?
ぱぺまぺは、ワンタップバイ米国で買えないし、他の証券会社でも公益セクターにも投資するつもりはありません。
ただ、ワンタップバイ米国で公益セクターが出たら高配当銘柄であれば投資するかもしれません。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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