どうも、ぱぺまぺです。
楽天バンガードファンドシリーズの一つに、アメリカの高配当株式に投資するものがあります。
それが、楽天・米国高配当株式インデックスファンドです。
ぱぺまぺは、このブログで何度か言っていますが、投資資金が少ない投資家なのです。
そんなぱぺまぺでも、高配当戦略ってやつをやってみたいのです。
高配当戦略とは、配当利回りが高い銘柄を中心に投資する投資戦略の一つです。
ぱぺまぺは、現在ワンタップバイ米国で配当利回りが高い銘柄に絞って少額投資しています。
通常の個別株投資は、資金力がないために実現できません(泣)
投資資金があれば、有名な米国ブロガーさんたちみたいに複数の高配当個別株に投資してみたいのですが。。。
それならば、高配当銘柄にまとめて投資できるETFを買うという選択肢があります。
米国の高配当株ETFで代表的なものといえば、
- バンガード米国高配当株式(VYM)
- iシェアーズ・コア米国高配当株ETF (HDV)
が挙げられます。
本家のVYMとHDVに関してはこちらの記事をどうぞ。
今回は、楽天・米国高配当株式インデックスファンドの特徴はなにか、というお話です。
私の別ブログですが、LPデザインの仕事募集中です↓↓↓
楽天・米国高配当株式インデックスファンドは、分配金はでません。
高配当戦略を実現してくれるVYMの投信版が、楽天・米国高配当株式インデックスファンドです。
しかし、楽天・米国高配当株式インデックスファンドは高配当銘柄に投資する商品ですが、分配金は出ません。
投資の醍醐味は、分配金をもらうことでしょうが、残念ですがでないんですよね。
本家のVYMだと配当金がでますが。
しかし、ドル転する手間やETF購入手数料、そしてせっかく入る配当金にも税金がかかってしまい、貴重な再投資資金が奪われてしまいます。
インデックスファンドの場合、配当金を出さずにファンド内で自動的に再投資されるため、配当課税を先延ばしにできます。
楽天・米国高配当株式インデックスファンドの特徴・構成
ファンド名 | 楽天・米国高配当株式インデックスファンド |
---|---|
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
ベンチマーク | FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス(円換算ベース) |
信託報酬 | 0.2096%程度 |
購入手数料 | 無料 |
信託財産留保額 | 無料 |
純資産総額 | 14.76億円 (2019年1月時点) |
銘柄数 | 398 |
償還日 | 無期限 |
ベンチマークのFTSEハイディビデンド・イールド・インデックスとは、米国株式市場での高配当利回りの銘柄を投資対象として、約400銘柄で構成される株価指数のことです。
組み入れ上位銘柄は以下の通りです。
銘柄 | セクター | 比率 |
---|---|---|
JPモルガン・チェース | ヘルスケア | 3.8% |
ジョンソン&ジョンソン | ヘルスケア | 3.5% |
エクソンモービル | エネルギー | 3.3% |
ウェルズファーゴ | 金融 | 2.5% |
ファイザー | ヘルスケア | 2.3% |
AT&T | 電気通信 | 2.2% |
シスコシステムズ | 情報技術 | 2.2% |
インテル | 情報技術 | 2.2% |
シェブロン | エネルギー | 2.2% |
ベライゾン | 電気通信 | 2.2% |
有名どころの銘柄が並んでいます。
マイクロソフトが構成比率トップだったんですが、リストから消えましたね・・・。
高配当株だけを集めたETFであるVYMですが、マイクロソフトは配当利回りが低いから除外されたんですかね~?(マイクロソフト直近配当利回り1.79%:2019年1月時点)
でもVYMのベンチマークは、時価総額で構成比率が変わる仕様になっていたはずです。
業種別でみるとこんな感じです。
2~3ヶ月前の比率はこんな感じです。
それが現在では、
マイクロソフトが抜けたせいか、情報技術セクターが大きく減っています。
高配当米国投信で、高配当米国株式にまとめてお手軽投資!
直接本場VYMを買い付ける手間や手数料を省きたいなら、楽天版VYMがおすすめです。
ただし、本場VYMと比べれば信託報酬は高いです。
- VYM:コスト 0.08%
- 楽天VYM:コスト 0.2096%
高配当戦略を狙える銘柄ですが、インデックスファンドで買付すれば配当再投資が自動的に行われるので、よけいな税金がかからず資産形成ができます。
だからこそ、ぱぺまぺはこのインデックスファンドに投資しています。
ただ、来年からはつみたてNISAをやります。
残念ながらこのインデックスファンドは対象ではないのでつみたてNISAでの投資は諦めた方がいいです・・・。
投資するとしても、特定口座でやることになるでしょう。
高配当戦略というと、シーゲル式のポートフォリオが浮かびます。
ただ、シーゲル式のポートフォリオを再現する必要はまったくありません。
ですが、初心者はなにから手をつけていいかわからないことってあると思います。
そうなると先人の知恵やポートフォリオを参考にする作戦もありです。
(ぱぺまぺはそうしています)
高配当株式にまとめて投資する高配当戦略が、米国株に投資する人たちの間で流行っているようです。
しかし、それは図をみればわかりますが、シーゲルポートフォリオの一部を取り出しているに過ぎません。
高配当戦略は、ぱぺまぺにとっては米国メイン(S&P500指数連動のインデックスファンド)の補完的位置づけです。
ETFや個別株だと配当金が払い出されると、そこから税金が引かれてしまい、リターンに影響が出ます。
投信であれば、「配当金を受け取る」というメリットを捨てるかわりに投信の中で配当金が再投資されます。
それを続けていけば、複利の効果でのちのち何十倍になって返ってきます。
- ETFに投資するよりもお手軽に投資できる
- ETFよりもコストが高いことは留意する
- 米国高配当株にまとめて投資したいならおすすめ
ここまで読んでくださりありがとうございました。
最近のコメント