どうも、ぱぺまぺです。
今回紹介する投信は、米国ETFのインベスコQQQETFの投資信託バージョンです。
以前にもこちらの商品は 紹介したことがあるので 過去のものを見たい場合はこちらからご覧ください
最近のiFreeNEXT NASDAQ100(2021年7月)
ファンド名 | iFreeNEXT NASDAQ100インデックス |
---|---|
運用会社 | 大和アセットマネジメント |
ベンチマーク | NASDAQ100指数(円ベース) |
信託報酬 | 年率0.495% |
純資産総額 | 265億円 |
購入手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
配当利回り | なし |
組入銘柄数 | 104 |
償還日 | 無期限 |
この投信の特徴をさらっというと、
- NASDAQ100は、NASDAQに上場する時価総額上位100銘柄の株価指数
- 本家QQQは、金融セクターを除いた情報技術セクターメインETF
- 100の新興企業がそろっている (成長性有り)
- いわゆるテーマ型投信なのでコストが高い
S&P500は様々な業種の大型株500社(米国株式限定)に限っての話ですが、NASDAQ100はさらに金融セクターを除いた、100の企業だけ抽出された商品です。(しかも米国以外の企業も含む)
全米株式に採用されている企業は約3700社を考えると、およそ37分の1という規模になります。
参考までにiFreeNEXT NASDAQ100の本家ETFであるQQQの簡易情報は⬇です。
ETF名 | インベスコQQQトラストシリーズ1 |
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ティッカー | QQQ |
ベンチマーク | NASDAQ100 |
経費率 | 0.20% |
純資産総額 | 179.216(10億ドル) |
銘柄数 | 約100 |
直近配当利回り | 0.44%(2021年7月時点) |
QQQは、 今回紹介しているiFree NEXT NASDAQ100の本家本元ETFです。
iFreeNEXT NASDAQ100の構成
⬇が過去記事掲載時(2020年1月時点)のものです。
⬇が2021年7月時点のものです。
コロナショックの影響で2020年3月付近で大暴落しています。NASDAQもやはりダメージを受けて一時的に下がりましたが現在は超回復して暴落前よりも高水準に伸びています。また、それに伴って純資産総額が増加傾向にあります。
AppleやMicrosoftをはじめとする情報技術セクターが全体の半分を占めています。次点がGoogleやFacebookなどのコミュニケーションサービス、そしてアマゾンやスターバックスなどの一般消費財が第三位です。金融セクターはありません。
↓が構成銘柄の上位10銘柄です。
上位10銘柄のうち、いくつかを紹介すると、
- Apple・・・スマートフォン、タブレット、PCメーカー。
- Microsoft・・・世界最大のソフトウェア。Windowsなど
- Amazon・・・本から家電まで取り扱う世界的ネット起業
- Alphabet・・・検索エンジンでインターネット検索の世界首位
- Facebook・・・SNSで首位。
iFreeNEXT NASDAQ100は配当がない
本家QQQは、配当利回り的には低い銘柄です。VOOよりは低いです。
- QQQ・・・配当利回り 0.44% (2021年7月時点)
- VOO・・・配当利回り 1.34% (2021年7月時点)
新興企業は配当利回りが低い傾向にあります。QQQETFは、高配当ETFではありません。高配当が欲しいのであればQQQではなく、VYMETFや、高配当個別株に投資するのが最良です。個人的に、QQQはメインで投資する銘柄ではないと思っています。
使いどころとしては、米国以外の新興企業に投資したかったらこれかな、という感じです。これの投信版であるiFree NEXT NASDAQ100は、配当はありません。つみたてNISA対象の銘柄でもありません。
QQQの経費率が0.20%に対して、NASDAQ投信は0.495%ともう少し高いです。
QQQはともかくとして、こちらの投信は他の投信に押されてもしかしたら数年後には無くなっている銘柄かもしれません。なので特段お勧めする銘柄ではないです。とはいえ、コロナショックからの回復はすさまじいものがありますが、これがいつまで続くか。
この投信に投資するのであればQQQに投資した方がまだ安定かなとは思います。配当重視した銘柄ではないために、高配当狙いで投資するなら他の商品に資金の回した方が良さそう。
これに投資するのであれば、例えば楽天全米投信とかS&P 500系の投信とかいくらでも他に選択肢はあります。
あえてこれをメインにして集中的に投資しなくてもいいかなという感じです。
- 新興企業にまとめて投資したい
- 金融セクターはいらないよ
という人であれば、この投信にも需要はあります。
ここまで読んでくださりありがとうございました
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