どうも、ぱぺまぺです。
米国株式投資が流行みたいですが、今回は「非」米国株式インデックス戦略について述べます。
下の図は、米国株式投資でたびたび名前があがるシーゲル先生のポートフォリオです。
シーゲル先生は、「投資戦略のうち半分はインデックスに投資し、しかもだいたい半分が非米国株式のインデックスに投資してよ」といってます。
非米国株式インデックス戦略は、その名のとおり米国を除いた国々や企業に投資することを意味します。
世界最強国家である米国への集中投資ではなく、米国以外の国にも投資しよう、というわけです。
分散投資しろってことですね!
投資の王道は分散投資だとぱぺまぺは勝手に思ってます。
でもなぜか、米国株投資している人たちは、けっこう高配当な米国株投資している人が多いですよね~。
「非」米国株インデックス投資戦略
米国を投資対象としたETFや米国を含まないETFを買い付けできればいいのですが、例のごとくぱぺまぺには資金がありません。
なので投資資金が少なくても投資できるインデックスファンドから選ぶのが当然の帰結ですね。
- MSCIヨーロッパ指数・・・欧州の先進国15カ国
- MSCIエマージング・マーケット・インデックス・・・新興国23カ国
- 日経平均・・・日本株式225銘柄
- TOPIX・・・日本株式1947銘柄
となっています。
よくきくMSCIコクサイインデックスは、eMAXIS Slim先進国株式インデックスファンドの例にみられるように、先進国対象となっています。
このベンチマークを採用しているインデックスファンドは非常に多いです。
ですが、米国を含んでいるために非米国インデックス戦略としては採用しません。
ぱぺまぺは初心者的グローバル戦略の位置づけとして、eMAXIS Slim先進国株式インデックスファンドに投資しています。
MSCIヨーロッパ指数採用のファンドはありますが、アクティブファンドが多く、コストが高いです。
将来的に低コストな欧州向けのファンドが出るかもしれませんが。
ちなみに欧州向けの投信は以下の関連記事ような投信もあります。
MSCIエマージング・マーケット・インデックスはeMAXIS Slim新興国株式インデックスファンドのように新興国対象となっています。
このベンチマークも、MSCIコクサイインデックスと同様に採用しているインデックスファンドは数多いです。
米国を除いているので非米国インデックス戦略の採用になりそうですが、ぱぺまぺは初心者的グローバル戦略の中で、eMAXIS Slim新興国株式インデックスファンドに投資しています。
というわけで、残るはTOPIXと日経平均です。
TOPIXと日経平均は分散性の観点からみればTOPIXに軍配があがります。
ぱぺまぺは日経平均のほうを採用しています。
日本においては、そこまで分散して投資しなくてもいいかな、という感じなんですよね。
ぱぺまぺのメイン投資はあくまで米国なので。
日本の大型株にだけ投資するということは、TOPIXよりも外需向けの銘柄が多いので値動きが激しいという点には注意しなければなりませんが。
外需だと円高になったときもろ影響受けますが・・・。
保有するインデックスファンドはeMAXIS Slim国内株式(日経平均)です。
また債券インデックスファンドにも投資します。
債券は、株式に比べれば値動きが小さく保有していれば、ポートフォリオ全体の値動きの変化がマイルドになります。
保有銘柄は、三井住友・日本債券インデックスファンドです。
どちらのファンドも低コストで100円から投資できるので、資金力がないぱぺまぺでも投資できます。
非米国株インデックス戦略・ETF
国内ETFで代用する方法もあります。
例えば、
- NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(1489)
- UBS ETF ユーロ圏大型株50(1385)
1489は、日経平均採用銘柄の中から特定条件で絞った高配当な50銘柄にまとめて投資できるETFです。
米国の高配当株にまとめて投資するVYMというETFがありますが、それの日本版って感じですね。
1385は、欧州に投資できる国内ETFです。
出来高が少ないのがデメリットです。
非米国株インデックス戦略のススメ
ということで、非米国株インデックス投資戦略部分は、日本株式と日本債券のインデックスファンドに割り当てることになります。
もしもETFも活用するなら、1489や1385など併用してもいいでしょう。
(日本の内需・中小型株に特化したETF出ないかな)
ただ、ぱぺまぺはリターンの優れた米国の他にも微々たるとはいえリターンを拾っておきたいので、日本株式にも投資します。
あくまでも米国メインですので、当戦略は補完的位置づけとなるでしょう。
シーゲル式の米国株投資(しかもなぜか高配当株投資だけピックアップされているという)が流行っていて、日本株は見向きされなくなっています。
だけどそんなときだからこそ、日本株式にも拾うチャンスがあるんじゃないかと。
- ベンチマークの中から米国が採用されていないものを確認する
- 必然的に、日本、欧州、新興国のいずれかに投資することになる
- 米国ほどリターンには優れていないので、補完的位置づけにしたほうがよい
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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