最近のiシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)(2021年3月)

投資 ETF

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どうも、ぱぺまぺです。

ぱぺまぺは、投資信託での投資をメインにしていますが、米国ETFにも投資しています。

ちなみにETFが分からない人にカンタンに説明すると、個別株式の集合体が、ETFという商品です。

もっとわかりやすくコンビニ弁当で例えると、

  • 個別株は、コンビニ弁当のおかず一品一品
  • ETFは、コンビニ弁当

ちなみにETFにもいろいろ種類があって、高配当銘柄だけ集めたものや、特定の業種だけ集めたものもいろいろあります。

それがVOOというETFで、こちらは米国の大型株500社の株価指数S&P500に投資するものです。

S&P500

米国大型株式ETF、バンガードS&P500ETF(VOO)の買い時はいつ

VOOはじゅうぶん資産形成ツールの一つとして最適な銘柄の一つです。

VOOは500社も含まれているわけですから、配当利回りが無配当企業から高配当企業まで雑多に存在しています。

対して、米国高配当企業だけを集めたETFがあります

  • iシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)

こちらは過去にも紹介しています。

高配当ETFHDV

BlackRock米国高配当ETF、HDVは長期投資向きか?

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iシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)の特徴と株価(2021年3月)

ファンド名iシェアーズ・コア米国高配当株ETF
運用会社ブラックロック
ベンチマークモーニングスター配当フォーカス指数
経費率0.08%
純資産総額63億米ドル
銘柄数75
配当利回り3.02%(2021年3月時点)

高配当銘柄だけを集めたETF。構成銘柄数は、たったの74銘柄と少ないです。

配当利回りは、3%を超えます。

鉄板銘柄とされるVOOは1%程度なので、単純に利回りだけみればHDVのほうがいいです

HDVの設定来からのチャートです。

リーマンショック後のETFで不況時に生まれたETFです。

リーマンショックは経験していませんが、2020年3月ごろのコロナショックは経験しています。

コロナショック時の下落をみるに、リーマンショックのときにこのETFがあったとしても大きな下落になっていたことでしょう。

しかし、その後の推移をみると大きく回復し、ショック前の水準まで回復します。

このことから、高配当株式系ETFであろうが、〇〇ショック時でも大きく下がるものの時間がたてばもとの水準まで回復することはわかります。

iシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)の配当金推移・配当月

〇 HDVの配当月・配当金推移

こちらもブラックロック社からの引用です。

日本株や日本ETFと違って、年間四回配当金がもらえます。

図のように、

  • 3月
  • 6月
  • 9月
  • 12月

が配当月です。

1口当たり約0.92ドル前後、日本円にして99円前後もらえます。(税引き前)

iシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)の業種・上位構成銘柄

〇 HDV構成銘柄

下は過去記事掲載時(2019年)のもの、

hdv構成銘柄

下が2021年3月時点のものです。

こちらの図も公式からです。

どれも安心して投資できる優良企業揃いです。というよりこういうETFでいつも名前があがるおなじみのみなさんです。

〇 HDV構成業種

下が過去記事掲載時のもの

下が2021年3月時点のものです。

エネルギー、ヘルスケア、通信がトップ3です。

通信系セクターがめっちゃ増えました。

ヘルスケア、生活必需品、公益セクターなども上位にきているため、ディフェンシブ傾向強めなのは変わらずです。

iシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)のベンチマークと銘柄入れ替え

こちらは過去記事でも紹介していますが、再掲。

ベンチマークは、モーニングスター配当フォーカス指数です。

米国株式市場において、米国高配当銘柄だけで構成される指数です。

  • 税務健全性 良
  • 持続的に平均以上に配当を支払う
  • 利回り上位74銘柄
  • 年4回のリバランス

モーニングスター社が独自に算出する指数で、モーニングスター社が決めた基準によります。

年4回の銘柄入れ替えが行われるため、入れ替えスパンは短いです。

個人的には長期投資≒長期保有が基本だと考えているため、あまり銘柄入れ替えはしてほしくありません。

最も、ETFをただ買ってればいいだけなんで気にしなければいいだけの話なんですが、、、。

バンガード・米国高配当株式(VYM)との違い

VYMはよくHDVと比較されます。しかし、VYMのベンチマークはHDVと同様ではありません。

HDVとの違いを並べてみると、

  • 構成銘柄数 HDV 74銘柄 < VYM 約400銘柄
  • セクター VYM 金融、生活必需品、ヘルスケアなどがトップ
  • ベンチマークが違う

少数精鋭でいくならHDV、幅広くいくならVYMという感じでしょうか。

経費率もかなり抑えられているし、ブラックロック社が運用しているだけあって出来高、資産額も超安定なので安心して運用できます。

個別株投資だとちょっと調子が悪くなると売りたくなってくるものです。

HDVのように淡々とルールに従って不良なETFを弾いて入れ替えを自動的にやってくれるので、その点はETFのいいところです。

ぱぺまぺは個別株投資は撤退しているので、こういうETFを投資していったほうが長期投資が続くかなと。

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