どうも、ぱぺまぺです。
コモディティ投資でどこに投資すると聞かれれば、個人的には金(ゴールド)です。でもよく考えてみれば、コモディティ投資は他にもあります。例えば、小麦や原油です。
今回は、コモディティの小麦に投資するWisdomTree 小麦上場投資信託(1695)についてさくっと書いていきます。
目次
WisdomTree(ウィズダムツリー)社とは
そもそもウィズダムツリー社をよく知りません…。
スパイダー社や、バンガード社、ブラックロック社に比べれば知名度はかなり劣ります。
ウィズダムツリー社は、上記3社と同様にETF提供会社です。
ウィズダムツリー社の代表的な銘柄は次のとおりです。
- ウィズダムツリー 世界株高配当ファンド(DEW):先進国から新興国の高配当銘柄に投資
- ウィズダムツリー インド株収益ファンド(EPI):インドが投資対象
- ウィズダムツリー米国株高配当ファンド(DHS):米国の高配当銘柄に投資
他にもいろいろありますが、調べてみると面白い銘柄が意外とあります。
小麦上場投資信託 (1695)の特徴
小麦上場投資信託 (1695)の特徴はざっくり以下のような感じです。
- WisdomTree 小麦上場投資信託(1695)
- 経費率:0.49%
- 資産総額:約177898百万円
- 発行株式数:122,839,399千株
- 対象指標:Bloomberg Wheat Subindex
- 売買単位:100口単位
VOOETFなどのような有名どころの株式系ETFだと経費率は0.04%だったりするのですが、こちらのETFはそれよりもはるかに高いです。コモディティ系は基本的に経費率が高くなる傾向があります(ETFに限らず、投資信託でも高い傾向がある)。
1口あたり144~148円あたりを推移しています。売買単位が100口単位なので15000円程度の資金が必要になります。
小麦の一大生産地ウクライナ情勢を受けて、小麦ETFがめちゃくちゃ上昇しています。
開戦前に仕込んでいれば、大幅な利益を見込めたでしょう。
Bloomberg Wheat Subindex 指数について
Bloomberg Wheat Subinde指数は、商品指数(コモディティ・インデックス)です。
商品の取引高、生産高に基づき、構成比率が決められるようです。
小麦上場投資信託 (1695)の配当・利回り
分配金はありません。
なお、小麦に限らず原油や貴金属系などコモディティ系は基本的に分配金・配当金は出ません。
小麦ETF投資でインフレ対策とそのリスク
インフレ対策にコモディティ系に投資するのは有効な手段のひとつといわれています。
(株式や債券と連動性が低い傾向がある)
ちなみに、小麦ETFはいわゆる農産物系ETFの一つで、他にも穀物、コーン、大豆などのETFがあります。そのうち記事に書くかもです。
こういった農産物系ETFのリスクは天候的な要因(干ばつ、長雨)や需給要因(作付け遅延、豊作、生産の減少)なども影響して変動します。天候的な要因は農産物系ETFならではのリスクなので注意しなければなりません。
ただ、ぱぺまぺは小麦や原油などのETFには投資せず、どうせ投資するならゴールドにしようと決めています。
(ウクライナ・ロシアの戦局を見て事前に小麦系に投資しておけばよかったと軽く後悔はしていますが…)
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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